桜が満開の季節となりました。
この季節のお菓子といえば、やっぱり桜餅。
ということで、
長命寺桜もち(向島 山本や)を購入してきました。
桜餅の元祖
向島 山本やは、関東風の桜餅(長命寺)の元祖とされるお店。
創業者の山本新六が享保2年(1717年)に
桜の葉を樽の中に塩漬けにして、桜餅を考案し、向島の長命寺の門前で売り始めたそうです。
ちなみに、関西風の桜餅(道明寺)は、
「関西風として知られる道明寺生地の桜餅が作られるようになったのは、明治30年(1897年)頃。
京都の物産をあつめた“京之華”(1926)によると、
嵯峨町の奥村又兵衛が“嵯峨名物桜餅”として売り出したのがはじめ」
(とらやホームページより)
「長命寺の人気にならって、大坂では北堀江の土佐屋に天保(1830~1844年)の頃に現れた」
(Wikipediaより)
などと言われているようです。
長命寺桜餅を購入しに向かったのは
せっかくなので、満開の隅田川の桜を見ながら
向島に桜餅を購入しに行きたかったのですが・・・
あいにくの天気と仕事の都合もあり、
松屋浅草店全国銘菓コーナーで購入しました。
松屋浅草店では、土日のみ向島 山本やの長命寺桜餅が販売されています。
長命寺桜餅(向島 山本や)を食べた
購入してきた長命寺桜餅の箱を開けると葉っぱだらけ。
1個の桜餅に桜の葉3枚が使われていて、お餅が見えません。
初めて購入したときには、ちょっとびっくりしました。
この長命寺桜餅は、
皮の厚さがちょうどよく、餡も上品な味で、
とても美味しい桜餅です。
ちなみに、
私は、桜餅の葉っぱは取らずに食べる派。
この桜餅の葉っぱは、1枚だけ付けて食べました。
桜餅の葉っぱは、「食べる派」と「食べない派」に分かれますが、
向島 山本やによると、
「葉も一緒に食べる」「葉は取る」「1枚だけ付けて食べる」とお客の意見も様々。
正解は無く、それぞれの好みに合わせて食べれば良い。
ただ、向島 山本やとしては、
「桜の葉は外して食べるのがおすすめ。
桜の葉は、お餅の香り付けと乾燥を防ぐために付けてあるので、
桜の葉を外して、お餅に移った桜の葉の香りと餡の風味をお楽しみください」
だそうです。